大雪-たいせつ

2017.12.7

寒い日々がつづいていますね。
今日は、二十四節気で言うと、「大雪」にあたり、これは「たいせつ」と読みます。

雪がいよいよ降り始める頃であり、ぶりやタラをはじめ冬の魚が旬を迎え、南天の実が赤く色づいていきます。

七十ニ候では、12月22日の冬至までを三つに分けます。

初候として、12月7日から12月11日までを 「閉塞成冬」(そらさむく ふゆとなる)といい、冬の訪れを表現します。

次候として、12月12日から12月16日までは 「熊蟄穴」(くま あなにこもる)といい、まさしく冬ごもりとなります。

末候として、12月17日から12月21日までを 「鱖魚群」(さけのうお むらがる)といい、鮭が生まれた川にもどっていきます。

雪の別名として、とてもきれいな言葉があるので少し書いてみます。
  
雪の花            雪が降ることを花が散ることにたとえたもの
不香(ふきょう)の花     香りのない花
銀花(ぎんか)        花にたとえたもの
六花(りっか)        雪の結晶からの雪の異称

おいしい雪もあります。雪鍋、または、みぞれ鍋といい、大根おろしを雪にみたて、たっぷりと鍋に加え、あたたかい雪として、味わいます。

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