野生のいのしし現る
2018.4.22よしなしごと
良いお天気なので、ちょっとした山登りをすることにしました。
待ち合わせの駅前には、ハイカーに対する注意書きが、マナーも含め、いろいろ書いてありました。
おしまいの方に いのししに対する注意も書いてありましたが、気にも留めず。
川に沿っての坂道を歩き、まだ山の入り口ともいえないところの登山道の端に、ウリ坊といわれるサイズよりも大きないのししが4頭、草を食べていたのでしょうか、それともいのししの近くにビニール袋が散らかっていたので、食べ物を見つけたのかも分かりません。
いのししが生まれるのは、春、4月から6月のあいだだそうで、一度に4~6頭生まれるということなので、兄弟だったのでしょうか、いきなりだったので、びっくりしてしまいました。
山登りをしている人の話しでは、いのししは慎重で臆病な性格だから、おどかさないこと。
そしてどういうわけか、いのししには男性と女性の区別がつくらしく、女性が後ろ姿を見せると、つつかれることがあるそうなので、背中を見せないように、そっと離れると良いと教わりましたが、小さいとはいえ、野生の動物なので、とまどってしまいました。
何もしない限り、突然おそってくることはないとか、いのししに刺激を与えたり、興奮させなければ一応大丈夫とか、居合わせた人それぞれが、いのししについて知っている情報を交換しながら、驚きがあったものの、いのししのおかげで、知らないハイカーの人たちと仲良くなり、リフレッシュできました。
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