rabbit rabbit white rabbit で始まる新しい月
2020.5.1よしなしごと
スケートの羽生結弦選手が大好きだという知人から教わった、「うさぎ、うさぎ、白い」というおまじないの言葉です。
羽生選手が使っているらしく、月初めにこの言葉をいうと、その月はラッキー、幸運に恵まれるといいます。
スキップをしながら三回いうと、気持ちがアップします。
もうすぐ立夏を迎えるこの時期、桜のあとのつつじがどんどん咲いていき、春を実感しますね。
ツツジ科のつつじが終わるころ、同じツツジ科の一種である、ちょっと小ぶりのさつきが咲きだします。
カワセミはもういないけど、まだうぐいすがしっかりとした声で鳴いてくれています。
七十二候では、昨日から季節は、「ぼたんの花咲く」に入りました。
抹茶で始める一日
2020.1.7よしなしごと
朝、一番にすることはお湯を沸かすこと。
兵庫陶芸美術館に行ったときに、近くの立杭陶の郷(たちくいすえのさと)にも立ち寄ってみました。
たくさんの窯元の作品が、それぞれ小さく仕切られた空間に、多数展示されていました。
気に入った作品は、買うこともできます。
まだ見始めてすぐのブースで、艶やかな色を抑えた、玉虫色のお茶碗に魅せられてしまいました。
普通のお抹茶茶碗よりも、ふたまわりぐらい小さなお茶碗で、持ってみると、手の中でいつくしむような感じがし、迷わず購入しました。
朝の静かな時間に、お抹茶を自分のためにていねいに淹れ、味わうと、もろもろのことから、結界を作ったような気がして、新しい一日に意識が向かいます。
2020年、新しい年のために求めたお抹茶の御銘を、わたしは「初響き」と名付けてみました。
紅茶のレッスン、つづき
2019.12.23紅茶
先週、お湯の沸かし方とジャンピングを憶えた彼女が、冬になる前に次のレッスンに来たかったのにと、あわてた様子でやってきました。
ちゃんとマスターしたいという気持ちは本当のようです。
11月からはじまった彼女のレッスン、紅葉の時期にちなみ、「楓さんのレッスン」とよぶことにし、レポートしていきたいと思います。
ジャンピングするのに、波があったようなので、まず大まかなメイク・ティーを、英国王立科学協会が発表した、「完璧な紅茶の淹れ方、十か条」に沿って、レッスンしたいと思いました。
これが発表されたのも、2003年のことで、決して新しくはありませんが、とてもよくまとまっています。
もちろん紅茶の淹れ方については、古いものでは、1848年にファミリーエコノミストという雑誌から「紅茶の心得」が、そしてミルクが先か後かというポイントにこだわった、ジョージ・オーウェルの「紅茶の淹れ方、十一か条」、そしてこれ以後には、トワイニング社やピカデリー・オブ・ジャクソン社をはじめ、紅茶の会社が出す、紅茶の淹れ方もいろいろ発表されてきました。
復習として、「段取りがいちばん」ーというシンプルですが、これがポイントとなります。
ティーポット、ティーカップはあたためておく。
それは紅茶の抽出は高温でおこなわれるため、ポットをあたためておくことが必要となるわけです。
電子レンジを使うこともすすめてあります。
くみたてのお水を沸かす、
その間に、ティーポットをあたためる、その後、湯をすてる、
ティーポットに人数分の茶葉をいれる、
ティーポットをやかんのそばに準備し、沸いた湯を茶葉をめがけて勢いよく注ぐ。
これでうまくいくはずです。
カフェインは、1分ほどで抽出されるのですが、紅茶の水色と香りをうけもつタンニンは、まだしばらく時間が必要となります。
3分から4分、蒸らしてください。
これ以上おくと、紅茶の風味が失われます。