強力粉で作ったグラタン

2019.2.9お料理

グラタンを作りたくなったのですが、薄力粉がありません。でも献立の変更はしたくなくて、強力粉を使って作ってみました。

いろんなお料理の本のレシピをチェックしたところ、はっきりと薄力粉使用、強力粉使用、そして単に小麦粉と指定している3種類が見つかりました。
グラタンは薄力粉を使うと思っていたので、ちょっとびっくりしました。

小麦粉の違いは、グルテンの含有量の違いにあります。
薄力粉は、8.0%   強力粉は、11.7% の違いがあり、お料理の出来上がりが、強力粉を使ったときの重量感、薄力粉でのやわらかいなめらかさと言われますが、今回、グラタンに使った分量が少なかったこともあり、差は感じませんでした。

グラタンの分量は、バター、小麦粉、ミルクの割合が、1:1:10  をベースにします。
お鍋に、バター、小麦粉、ミルクを一緒に入れ、火にかけ、木杓子でていねいに混ぜながら、火を通していきます。
もったりとしてくれば、塩、こしょうをしますが、あれば白胡椒を使うと、ホワイトソースがきれいに出来上がります。
少しの小麦粉ですが、茶漉しで丁寧にふるうと、なめらかなソースになります。

今回作ったのは、ほうれん草のグラタンでした。
バターは30g、小麦粉も30g、ミルクは360cc 使いました。
バターは、新しくバターケースに入れたときに、バターナイフで16等分のしるしを線で入れておくと、ひとつが大さじ1杯分になります。

ベースを知っていると、グラタンに使う具材料で、好きな濃さに調整でき、またゆるやかなホワイトソースにすると、クリームシチューが簡単にできます。

新年快楽 

2019.2.7

2月5日は、中国のお正月、春節でした。
神戸、南京町の春節を、見に行ったことがあります。

思った以上に人出が多く、出店の点心や中国料理はもちろん、花文字や中国の占いで、にぎわっており、南京町の広場や通りでは、お祝いのイベントで、盛り上がっていました。

中国の歴史上の人物の行列もありました。
京劇風のメイクと衣装の人の中に、玄宗皇帝と楊貴妃を見つけたり、三国志に出てくる項羽、劉備、関羽、曹操なども歩いており、エキゾティックで楽しい行列でした。

おめでたい獅子舞の踊りもありました。
広場では、変瞼(へんれん)、または、変面(へんめん)や単に変顔とも呼ぶそうですが、顔の前の手を払うと、全くちがう顔の表情に変わるという芸があり、その表情は、映画「アマデウス」で、モーツアルトにレクイエムの作曲を依頼しに来た、仮面の男性に似ていて、ちょっとびっくりしました。
手を払うと表情が変化するところは、マルセル・マルソーのパントマイム、「仮面作り」を思い出させるものでした。

長崎のおくんちのように、長い龍が、通りをたくさんの男性の支えで、踊り舞っているのを見るのは、とてもテンションが上がり、華やぎを分けてもらった気がしました。

日本は、いのししの年ですが、中国では、豚の年だそうです。

新年2019年

2019.1.4紅茶

「ムレスナティー」の素敵な言葉、「たくさんの幸せが舞い降りますように、、のおいしい紅茶」に惹かれて、お正月に淹れてみました。
これは、バラとモモのフレーバーティーです。

普通の紅茶のように、3分以上蒸らすことなく、はやく抽出できます。
ティーポットで蒸らして、カップへ注ぎ終わるまで、40秒で出来上がりとあります。

香りがいいので、そのまま楽しみたいところですが、お砂糖を少し加えることで、このフレーバーが引き立つようです。
「洗双糖きびざとう」を勧めています。
きび砂糖の糖蜜を、遠心分離機をかけ、糖蜜を取り除いたお砂糖の結晶のことです。

普段ブラックティーを飲むことが多いので、お砂糖を入れることに、少し抵抗がありましたが、生砂糖をすこし入れてみると、香りだけがふわふわと立ち上っていた紅茶に、低音が加わった感じがして、ボディーがしっかり立った印象になりました。
リーフはヌワラエリヤなので、特徴ある渋みが押さえられるのかも知れません。

香りはふしぎ、、
一瞬で気持ちが変わってしまいます。