春分の日に

2022.3.21

今日、3月21日は、春分の日、お彼岸の中日にあたります。

こよみでは、どんな日なのか、調べてみると、とてもバラエティーにとんでいることがわかりました。

星の世界では、宇宙元旦といわれ、今日からが、新年と考えるそうです。します。

そういえば、友人の中に、毎年、3月に年賀状を送ってくれる人がいました。
ビオラをオーケストラで弾いている人だったので、練習や本番で忙しいのだろうと、
そんな中、律儀におそくなっても書いてくれる年賀状に恐縮したものです。
もしかしたら、彼女は宇宙元旦を祝っていたのかもしれません。

わたしたちは、お正月、立春、そして春分と、何度も新年のスタートが切れて、
ラッキーですね。

もうひとつ、星占いの世界では、土の時代から風の時代に入って一年余りとありました。
風を意識すると、いろんなこと一掃でき、すっきり軽やかな日々をすごせそうです。

そしてもうひとつ、カレンダーで見つけた一粒万倍日の文字、目にするだけで、
ワクワクします。

良い春の予感!

桜守さんと春の日々

2022.3.19よしなしごと

3月12日にお水取りの日を迎えたこの日から、日差しが急に春めいてきました。

近くの川の両側に、さくら並木があるのですが、蕾はまだ小さく固く、開花するのは
今月の末かなと思っていました。
月の半ばを過ぎた頃から、暖かい日が続いたせいか、蕾は大きく育っており、毎年一番に花開く木を目安に
チェックするのが楽しみになってきました。

京都に造園のお仕事をされている16代目佐野藤右衛門さんという方がいらっしゃいます。
桜守(さくらもり)という、桜の木の健康状態に気をつけたりや子孫を残していくということもされています。
14代目の方が桜の木の研究を始められたので、桜守さんとしては、3代目になられます。

桜は、ソメイヨシノ、枝垂れ桜、オオシマザクラなどほんのわずかしか知らなかったのですが、
藤右衛門さんによると300種類以上あると言われます。

京都の円山公園の枝垂れ桜は、16代目のお誕生の記念に初代の枝垂れ桜の種を育て、それを移植された木だそうです。
一度、咲き誇ったこの枝垂れ桜を見たことがありましたが、ほんとうに見事で、何回か振り返り振り返りして帰ったこと、そして、この枝垂れ桜が植えられた次の年、台風で倒れないように、桜の木を抱いて守ったお父様の話しとともに長くこころにあります。

「願わくは花の下にて春死なむそのきさらぎの望月の頃」
西行が詠んだ三月のまさに昨日の満月の日の句です。
昔の夜桜の絵に、満月が描かれているのはそうであってほしいという期待ではなく、
花は
確実に月に向かって咲いていきます。

藤右衛門さんのお宅のいろんな種類の桜をご好意で見ることができますが、ことしも
お庭の開放は見送られるそうです。

からだの免疫力を意識したサラダ

2022.1.7お料理

定番のレタスですが、血流を良くしてくれます。
丸いレタスよりも、立っているものーサニーレタスやロメインが、よく働いてくれます。

同じ働きをするものに、セロリとクレソンがあります。

免疫力には、血液の凝固力が、関わってきます。
人参がポイントになります。
そのままスライスしたり、千切りにし、塩もみしてしんなりさせてもいいのですが、
辰巳芳子さんの人参の常備菜を作っておくと、びっくりするぐらい、お箸が進みます。

人参の酒煎り
人参 2本     酒 大さじ2     白梅酢か赤梅酢

人参は皮をむき、斜めに薄く輪切りにします
この時、包丁を35度に入れ、輪切りにすると、歯ざわりがよくなります
長さがそろったところで、千切りにしていきます

平鍋に人参を入れ、酒大さじ2を振り入れたところで、火をつけて炒りつけ、しんなりし始めたら、酢を振り、
歯当たりを残して、火を止めます。

サラダだけではなく、いろんなお料理に使えるので、おすすめです!

ドレッシングには、アマニオイルが簡単です。
脳や粘膜、赤血球の細胞膜をつくる要素がありながら、体内では作れません。
オメガ3の特徴である、疲労回復や記憶力アップの働きもあるものの、加熱料理には向かないので、サラダやおひたし
本来はオイルを使うところを省き、仕上げにアマニを使うこともできます。

アマニと一緒に、体内をきれいにしてくれる、ライムやレモンを風味づけにすると、おいしくなります。

からだの細胞は、朝の9時ごろから活動をしはじめ、午後3時を過ぎるとしずかになっていきます。
夜ではなく、お昼間にいただくのが良いです。