ノンカフェインの紅茶
2023.7.14紅茶
フランスの香り高い紅茶が好きでしたが、この度、ノンカフェインの紅茶をいただくことがあり、カフェインのある無しが、こんなに、風味の違いに出ることにびっくりしました。
まず身近で手に入いりやすい、アーマッドのアールグレイとフルーツセレクション、スウィートティーセレクションをその時々で、たのしんで飲んでいます。
ただ、カフェインの除去方法は、ちゃんと知っておきたいと調べました。
ひとつは、有機溶媒抽出法で、これは、薬剤を使います。
二番目は水抽出法で、これは、風味が薄くなってしまいます。
三番目は、超臨界二酸化炭素抽出法で、これは、薬剤ではなく二酸化炭素を溶媒として使うので、安全、そして風味、香りが、損なわれにくくなっています。
アーマッドは、三番目の抽出法での紅茶になります。
気をつけて見てみると、いろいろなメーカーから、たくさんノンカフェインのお茶がでています。
抽出法を確認しながら、たのしみたいと思いました。
今日は立春、春です
2023.2.4よしなしごと
万葉集の春雑歌の巻頭に、春のよろこびをうたった、歌があります。
石走る(いはばしる)垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも
岩にしぶきをあげる滝のほとりに早蕨が萌えている、春になったのだなあ、という
なんとものびのびした、流れのよいリズムが、心地よい歌だと思います。
歌を詠んだ志貴皇子(しきのみこ)は、天智天皇の七番目の皇子ですが、政治的に表舞台に出てくることはなく、世の中が天武天皇の時代に変わってからは、生きにくい時を過ごしたのかもわかりません。
わたしが見つけた春は、先月の下旬の寒さのなか、公園の片隅で、一本の梅の木が、
花びらをつけ始めていたことでした。
梅は、枝の一節に、花芽がひとつづつ、枝から直接花をつけます。
近くに、梅の木が多くある小高い山があり、梅まつりがあるので、たのしみです。
インドのスパイス、チャットマサラとデーツ
2023.2.3お料理
品質の良いスパイスを扱っているお店を知り、行ってみました。
インドからの輸入商品が多く、本場のカレーの作り方のセットやチャイのセットがあったので、迷わず買ってみました。
特に、チャイは、オーナーのひとが、スパイスの分量を細かく調整し、インドの人たちからも、お墨付きをもらったもの
ということで、自信をもって、提供されていました。
スパイスは黒胡椒やガーリック、シナモン、ドライジンジャーなどポピュラーなものを選んでいると、チャットマサラを強く勧められました。
ガラムマサラは知っていましたが、それとはちがい、クローブ、キャラウェイ、コリアンダー、ナツメグなどいろいろなスパイスに塩分が含まれているそうです。
インドの家庭では、そのまま、くだものや野菜サラダにふりかけて食べるそうです。
なにかのスパイスが飛び抜けて香るわけではなく、ふしぎな香りがおとなしく混ざり
合って、お料理を邪魔しない感じです。
使ってみると、ちょっと目先が変わった感じで、楽しめました。
もうひとつ、絶対においしいから〜とすすめられたのが、イラン産のデーツ(なつめやし)でした。
デーツは400種ぐらい、種類があり、デーツの王様がマジョラム種、クイーンが
ピアロム種だそうです。
熱いお湯に10秒ぐらい浸けてから食べると、汚れも取れ、そしてやわらかく甘みが
でて、おいしいとのことでした。
レーズンをお湯に浸けて、汚れを取ってから使うのと、同じ要領だなと思いました。
栄養価が高く、スーパーフードらしく、一日に2粒ぐらいで、いいそうです。
今回は、イラン産のピアロム種をおいしくいただいています。
砂漠では、お水とデーツがあればいいそうで、さもありなんです。
ラクダの背中の荷物には、きっとデーツがはいっていたのね、、