日々の紅茶とお茶漬け

2020.5.21紅茶

Taylors of Harrogate(テイラーズ オブ ハロゲイト)ヨークシャーゴールドの紅茶を、毎日のベースにしています。
これは250グラム入っているリーフティーです。
アッサム、セイロン、ルワンダからの3種類のリーフがブレンドされています。
気になる個性もなく、そしてリーズナブルなところも安心して飲めます。

スーパーマーケットに売っている、「BPLセイロンティーガーデンズ」の紅茶も、日常使いの紅茶にできます。
ティーバッグで、100パック入っており、アールグレイの箱、茶葉が4種類が入った箱、フルーツティー4種類が入った箱、そしてディンブラ100%の箱の4種類のパッケージがあります。
わたしのおすすめは、ディンブラです。

先日、サラッとお茶漬けが食べたくなり、このディンブラで、シンプルに食べてみました。いけます。
あられを少し、焼きのりも少し、梅干しの果肉も少しトッピングすると、ますますおいしくなりました。

「お茶漬け」の日があるのですね。
永谷園が、「お茶づけ海苔」60周年記念の2012年に日本記念日協会に登録し、お茶の製法や煎茶を作ったご先祖の命日の5月17日を「お茶漬けの日」としたようです。

思い出すのは、京都の料理人の辻嘉一さんが「懐石料理のおしまいに出すお茶漬けには、お茶は玉露、お箸は象牙のお箸でさらさらと」と優雅なお茶漬けを紹介されていたことです。

もうひとつ思い出すのは、上方落語の「京の茶漬け」を演じた桂米朝の品のある食べ方でした。
すぐき、千枚漬け、しば漬け、すぐに食べたくなります。

田辺聖子さんの小説には、たくさん日常のたべものが出てきて「おいしい小説」とも言えますが、彼女の文章から、改めておいしさを再認識するということがよくあります。

短編小説、「うすうす知ってた」にもたべものが、出てきます。
ふわふわした感じの姉としっかり現実を生きているような妹とのおはなしです。

酔っぱらって帰って来た妹に、作ってだ出してやったのが、ひき茶をふんわりとごはんの上にのせたお茶漬けでした。
とてもおいしそうに思えたので、さっそく作ってみましたが、小説の影響か、さりげなく出されたら、おいしさがすこしプラスされたのではと思ってしまいました。

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