A1ミルクとA2ミルク
2022.9.28よしなしごと
ミルクを飲むことについては、いろいろ言われていることがあります。
乳製品は腸をよごすものとか、もともと日本人には合わない食品で、とくに給食にミルクを飲むことから、からだにいいと思われていますが、カルシウムのために飲んだとしても、却って体内のカルシウムが失われてしまうということも、よく知られていることです。
牛乳には、2種類あります。
ミルクに含まれるタンパク質の8割はカゼインで、このうちの3割は、ベータカゼインです。
ベータカゼインA1を多くふくむミルクをA1ミルク、ベータカゼインA2を多く含むミルクをA2ミルクとよびます。
ホルスタイン牛からとれるA1ミルクはとるべきではない。
なぜなら、消化のときに、ベータカソモルフィン-7(BCM-7)を作り、これは、小麦粉のグルテンに次いで、胃腸機能の変化を引き起こし、腸の炎症を増やします。
A1タンパク質で、おなかがごろごろしたり、張ったりする原因となっているわけです。
A2ミルクという、ジャージー牛からとれるタンパク質がからだに良く、ミルクのタンパク質は、細胞にエネルギーを取り入れるのに、効果があるといわれます。
世界中で、A1ミルクが普及している背景には、A1の品種はミルクの生産量を増やせたが、A2は、増やせないということがあります。
せめて、高温の熱変性により、栄養素が吸収されにくい高温殺菌ミルクより、低音殺菌のノンホモを選びたいとおもいました。
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