抹茶で始める一日
2020.1.7よしなしごと
朝、一番にすることはお湯を沸かすこと。
兵庫陶芸美術館に行ったときに、近くの立杭陶の郷(たちくいすえのさと)にも立ち寄ってみました。
たくさんの窯元の作品が、それぞれ小さく仕切られた空間に、多数展示されていました。
気に入った作品は、買うこともできます。
まだ見始めてすぐのブースで、艶やかな色を抑えた、玉虫色のお茶碗に魅せられてしまいました。
普通のお抹茶茶碗よりも、ふたまわりぐらい小さなお茶碗で、持ってみると、手の中でいつくしむような感じがし、迷わず購入しました。
朝の静かな時間に、お抹茶を自分のためにていねいに淹れ、味わうと、もろもろのことから、結界を作ったような気がして、新しい一日に意識が向かいます。
2020年、新しい年のために求めたお抹茶の御銘を、わたしは「初響き」と名付けてみました。