St.Valentine’s Day

2025.2.14よしなしごと

Roses are red

Violets are blue

Sugar is sweet

And so are you ❤️

雪と小林一茶

2025.2.10よしなしごと

このところ毎日、お昼ごろになると、雪が風に舞っています。
はっきりとわかる雪ではなく、ようく見ると、ちらちらと小さな雪が、空中に舞ってる感じです。

それを見ると、しんしんとした寒さを思いながらも、きれいな雪!という印象があるだけ。

小林一茶は、信濃から江戸に出て、芭蕉を敬しながらも、宗匠として門戸を張るという夢を持ち、若い日々を過ごしますが、その夢は叶うことなく、五十のときに、故郷の信濃に帰ってしまいます。

そこから一茶は、花鳥風月ー月がのぼれば、雪が降れば、吟行だの、句会だのという、俳句の枠組みから抜け、一茶独自の句をたくさん作っていきました。
これが、本来の、王道の俳句だと言わんばかりに。

名月や 江戸のやつらが何知って
雪行け行け 都のたはけ待(まち)お(を)らん
ほちやほちやと雪にくるまる在所哉
むまさうな雪がふうはりふはり哉
雪とけて 村一ぱいの子ども哉

信濃は、11月には雪が降りはじめ、半年は雪の下という。

10月に長野に行ったことがありますが、小さなホテルでは、もうすでに暖炉に火がはいり、あたためてくれていました。

信濃の百姓が、身近にある、やさしいことばを使った俳句でも、俳人の芯がある俳句なら、風雅という薫りを表現できるということを示したのかもわかりません。

子午流注による体内時計

2025.2.9よしなしごと

美人は夜作られる、遅くても11時までに、少なくとも、その日のうちに寝ること、
とはよくいわれることです。

漢方には、子午流注(しご、時間のこと)(るちゅう、12の臓器の気血の流れ)と
いう考え方があります。

夜の11時から、二時間ごとに、臓器の働きが活発になる時間があります。

23時〜1時 胆の時間 胆汁の生成と排泄

1時〜3時 肝の時間 肝の解毒と修復、この時間に起きていると、血液は肝臓に帰れず、新鮮な血液が作れません

3時〜5時 肺の時間 肝からの新鮮な血液を肺気のちからで、全身に巡らせます

5時〜7時 大腸の時間 肺から大腸に流れたエネルギーが大腸を活発にさせます

7時〜9時 胃の時間 胃が活発に働き、食べものの消化が盛んになります

9時〜11時 脾の時間 脾は、消化、吸収、排泄のすべてをコントロールします

11時〜13時 心の時間 心のポンプ力で血液を全身に送ります 15〜30分のお昼寝で心臓が守られます

13時〜15時 小腸の時間 胃からの消化物をさらに消化し、栄養素は脾へ水分は膀胱へ、残りは大腸へ送ります

15時〜17時 膀胱の時間 膀胱は尿を貯め、排泄し、排尿で身体にこもっている熱を出します

17時〜19時 腎の時間 腎は水を司り、五臓六腑すべての生命活動のエネルギーが腎に入り、貯えます

19時〜21時 心包の時間 心臓の外側にある心包は、気血を通し、心臓が最適な状態であるように守っています

21時〜23時 三焦の時間 三焦は六腑の中で一番大きく、気血を全身にくまなく運んでいます。 ゆったり過ごし、全身を養いましょう。

おおまかに、巡りを知っていると、ダラダラが消え、元気に活動できます。

夜の11時は、陰気がピークになり、陽に転換する時間です
そして、お昼の11時は陽のピークになります。

むかしの子の刻が、夜の11時からはじまり、二時間ごとに、巡っていくのも、なんらかの関係があるのかもしれません。