サプライズにピッタリのマロウブルーティー
2022.11.29紅茶
ハーブティーの一種であるマロウブルーですが、テーブルを一瞬ではなやかに、そしてサプライズ感を溢れさす、とてもたのしいお茶です。
マロウブルーは、「うすべにあおい」といわれる、赤が混ざった、紫色のかわいい花が咲き、このお花を乾燥させたものです。
お湯を注ぐと、深い青色になり、やがて、紫色になり、赤い色に変わっていきます。
この色の変化が、夜明けの空をイメージさせるところから、「夜明けのハーブ」という素敵な名前がつけられています。
紫色になったときに、レモン汁を一滴落とすと、きれいなピンクになります。
落としていく量を、2滴、3滴と変えていくと、ピンクの色も変わっていきます。
これだけだと、無味無臭に近い、物足りない風味なので、他のハーブをベースにして、
組み合わせると、ペアリングがたのしくなります。
今回は、マリーゴールドと合わせてみました。
やさしく、コクを感じるお茶になりました。
カモミールと合わせたり、個性のあるラベンダーと組み合わせても、趣きのあるお茶になります。
熱湯で淹れると、すぐに青が広がりますが、その手前、お煎茶ぐらいのお湯で淹れると、色自体、変化の仕方が変わっていき、一期一会のハーブティーになります。
モナコのグレース・ケリー王妃が日々たのしんで、愛飲していたというお話は、さもありなんという感じで、微笑ましく思いました。
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