インドのスパイス、チャットマサラとデーツ

2023.2.3お料理

品質の良いスパイスを扱っているお店を知り、行ってみました。

インドからの輸入商品が多く、本場のカレーの作り方のセットやチャイのセットがあったので、迷わず買ってみました。
特に、チャイは、オーナーのひとが、スパイスの分量を細かく調整し、インドの人たちからも、お墨付きをもらったもの
ということで、自信をもって、提供されていました。

スパイスは黒胡椒やガーリック、シナモン、ドライジンジャーなどポピュラーなものを選んでいると、チャットマサラを強く勧められました。
ガラムマサラは知っていましたが、それとはちがい、クローブ、キャラウェイ、コリアンダー、ナツメグなどいろいろなスパイスに塩分が含まれているそうです。

インドの家庭では、そのまま、くだものや野菜サラダにふりかけて食べるそうです。
なにかのスパイスが飛び抜けて香るわけではなく、ふしぎな香りがおとなしく混ざり
合って、お料理を邪魔しない感じです。
使ってみると、ちょっと目先が変わった感じで、楽しめました。

もうひとつ、絶対においしいから〜とすすめられたのが、イラン産のデーツ(なつめやし)でした。
デーツは400種ぐらい、種類があり、デーツの王様がマジョラム種、クイーンが
ピアロム種だそうです。

熱いお湯に10秒ぐらい浸けてから食べると、汚れも取れ、そしてやわらかく甘みが
でて、おいしいとのことでした。
レーズンをお湯に浸けて、汚れを取ってから使うのと、同じ要領だなと思いました。
栄養価が高く、スーパーフードらしく、一日に2粒ぐらいで、いいそうです。
今回は、イラン産のピアロム種をおいしくいただいています。

砂漠では、お水とデーツがあればいいそうで、さもありなんです。
ラクダの背中の荷物には、きっとデーツがはいっていたのね、、

食べることと「旬」

2022.6.7お料理

お料理の辰巳芳子さんが、エッセイの中で、「旬」について、書かれている文章がありました。

「旬」とは、十日ごとに、季節のうつろいを敏感に感じ取り、その変化に合わせるよう、細やかに配慮して食べるもの、、

二十四節気でいうと、今日から「芒種(ぼうしゅ)」
「芒」というのは、稲の穂先の突起している部分のことで、稲、麦の種まきをはじめる頃です。

また、七十二侯では、秋に産みつけられたたまごから、カマキリが生まれる時期で、「蟷螂生(かまきりしょうず)」といわれるのが、今日です。
農作物の邪魔はせず、害虫をつかまえる、というかしこい虫です。

意外に思いますが、トマトが旬の野菜になります。
高温多湿に向かない野菜なので、真夏がベストとはいえないのです。

曇りや雨の日には、お日さまを食べましょう!とたのしくエネルギーをもらうのは、
おすすめです。

また「紫陽花」という名の涼しげな生菓子を、氷をひとつ抹茶茶碗に浮かべ、いただくのは至福の時間といえます。

からだの免疫力を意識したサラダ

2022.1.7お料理

定番のレタスですが、血流を良くしてくれます。
丸いレタスよりも、立っているものーサニーレタスやロメインが、よく働いてくれます。

同じ働きをするものに、セロリとクレソンがあります。

免疫力には、血液の凝固力が、関わってきます。
人参がポイントになります。
そのままスライスしたり、千切りにし、塩もみしてしんなりさせてもいいのですが、
辰巳芳子さんの人参の常備菜を作っておくと、びっくりするぐらい、お箸が進みます。

人参の酒煎り
人参 2本     酒 大さじ2     白梅酢か赤梅酢

人参は皮をむき、斜めに薄く輪切りにします
この時、包丁を35度に入れ、輪切りにすると、歯ざわりがよくなります
長さがそろったところで、千切りにしていきます

平鍋に人参を入れ、酒大さじ2を振り入れたところで、火をつけて炒りつけ、しんなりし始めたら、酢を振り、
歯当たりを残して、火を止めます。

サラダだけではなく、いろんなお料理に使えるので、おすすめです!

ドレッシングには、アマニオイルが簡単です。
脳や粘膜、赤血球の細胞膜をつくる要素がありながら、体内では作れません。
オメガ3の特徴である、疲労回復や記憶力アップの働きもあるものの、加熱料理には向かないので、サラダやおひたし
本来はオイルを使うところを省き、仕上げにアマニを使うこともできます。

アマニと一緒に、体内をきれいにしてくれる、ライムやレモンを風味づけにすると、おいしくなります。

からだの細胞は、朝の9時ごろから活動をしはじめ、午後3時を過ぎるとしずかになっていきます。
夜ではなく、お昼間にいただくのが良いです。