石田組、組長のパッション

2024.11.28音楽

サングラス、モヒカンの頭、派手な服装、ときには、着流しの着物姿でステージに現れて、演奏する。
300年以上前のヴァイオリンからは、とても繊細だけれど、とびっきりの美しい音で、情熱的に演奏する。
組長のソロ、彼が選んだメンバー、石田組の音楽には、こころがたぎってしまいます。

クラシックは、もちろんですが、レッド・ツェッペリンの「天国への階段」、ディープパープルの「紫の炎」、クィーン、そしてヴァン・ヘーレンの「dreams」まで、
力の入った演奏に、遠くに、そして小さくあった、わたしの青春が、おなじように熱をもって、もどってきてくれたのは、とてもうれしいことでした。

ずーっと昔に、小澤征爾がオーケストラの演奏のあと、アンコールに、ビートルズの曲をとりあげたことがありましたが、彼の思いが、オーケストラまで届かず、とてもアンコールが残念なかたちになってしまったのを思い出し、
ジャンルの壁のようなものがなくなり、みんながおなじ熱量で演奏しているのを聞くのは、こころたのしいものだとおもいました。

ピアソラの「ブエノスアイレスの四季」や「リベルタンゴ」は、ほんとうに、こころを掴まれます。

ということで、寒い日、わたしのこころは組長のおかげで熱い時間を過ごせています。

こころが静まっているときは、組長の「音楽家である前に、人間であれ!」を読んでいます。

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