新年快楽 

2019.2.7

2月5日は、中国のお正月、春節でした。
神戸、南京町の春節を、見に行ったことがあります。

思った以上に人出が多く、出店の点心や中国料理はもちろん、花文字や中国の占いで、にぎわっており、南京町の広場や通りでは、お祝いのイベントで、盛り上がっていました。

中国の歴史上の人物の行列もありました。
京劇風のメイクと衣装の人の中に、玄宗皇帝と楊貴妃を見つけたり、三国志に出てくる項羽、劉備、関羽、曹操なども歩いており、エキゾティックで楽しい行列でした。

おめでたい獅子舞の踊りもありました。
広場では、変瞼(へんれん)、または、変面(へんめん)や単に変顔とも呼ぶそうですが、顔の前の手を払うと、全くちがう顔の表情に変わるという芸があり、その表情は、映画「アマデウス」で、モーツアルトにレクイエムの作曲を依頼しに来た、仮面の男性に似ていて、ちょっとびっくりしました。
手を払うと表情が変化するところは、マルセル・マルソーのパントマイム、「仮面作り」を思い出させるものでした。

長崎のおくんちのように、長い龍が、通りをたくさんの男性の支えで、踊り舞っているのを見るのは、とてもテンションが上がり、華やぎを分けてもらった気がしました。

日本は、いのししの年ですが、中国では、豚の年だそうです。

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