沖縄の黒糖と紅茶

2019.6.2紅茶

おみやげに頂いた黒砂糖の箱を開けると、いろんな島の黒糖の詰め合わせでした。

「八島黒糖(はちしま こくとう)」と書いてあり、伊平屋島(いへや)、伊江島(いえ)、粟国島(あぐに)、多良間島(たらま)、小浜島(こはま)、西表島(いりおもて)、波照間島(はてるま)、与那国島(よなぐに)、の八島からの黒砂糖でした。

黒糖は、小さく砕いてあり、それぞれの袋に入っているので、そのときの気分で選べます。
せっかくなので、食べ比べをしてみると、見事に黒糖の色、甘みの濃さが違い、そしてしょっぱさというのか、苦味のようなざらつきを持つ黒糖もありました。
だからといって、不味いのではもちろんなく、バリエーションゆたかな黒糖におどろきました。
個人的には、西表島の黒糖が、舌に、なじみ深く思えました。

お抹茶に金平糖を合わせたりもするので、黒糖をお茶うけとして、紅茶とのペアリングを考えてみました。
スリランカの高地産のウヴァやディンブラで合わせてみると、それなりにおいしく味わえたものの、黒糖の甘みが紅茶を飲んでしまったあとも、強く残りました。

低地産のルフナはどうでしょう。
ルフナは、もともとリーフの中に、少し焦げそうな香りを持っています。そして高地産の紅茶に比べると、コクはありますが、渋みは少ない紅茶です。
ストレートに、ブラックティーで合わせると、バランスが良いように思いました。
ルフナは、ミルクとも合うので、ミルクティーにして合わせてみると、良い組み合わせとなりました。

インドの紅茶では、ダージリンよりもアッサムがボディーがしっかりしているのでおいしいです。
ブラックティーも、もちろんミルクティーにしても大丈夫です。

中国の紅茶では、アールクレイよりは、個性的なキーマンをしっかり淹れると、コクと強い香りが、甘さと対抗できます。

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